2018年2月1日木曜日

2018年J3戦力考察~ギラヴァンツ北九州、鹿児島ユナイテッド、ガイナーレ鳥取、FC琉球、U22チーム~

ギラヴァンツ北九州

1年での昇格に失敗し、原田監督が退任、金沢で実績のある森下監督にバトンタッチ
非常に評価の高い監督へと交代となったが、個人的には2012年の金沢もみているので、2年ぐらいのスパンで昇格と考えた方が良いのかも。
怖い監督には変わりはないが。
主力はほぼ残留し、去年不安だった守備を補強するために秋田から有薗、藤枝から川島を獲得。
後は残留した攻撃陣がどのくらい結果を出すか。
的確な補強ができていて上位候補。
注目選手はやっぱり有薗(北九州は4バックなので勝手は違うかも)

鹿児島ユナイテッド

三浦監督は残留したが、遂にチームの躍進を大きく支えてきた藤本が大分へ移籍。
藤本に代わるFWは福島からアレックス、富山から萱沼を獲得したが、藤本と同等のFWはなかなかいない。
その代わりに琉球からJ3屈指のサイドバック藤澤、平出、岡山から田中を獲得する等、サイド攻撃を磐石にする手堅い補強だ。
昨年はチーム全体ではイマイチでも、藤本個人の力で勝ち点を取れた試合が何試合かあった印象で、チームの戦術的な中心となれる選手を獲得し、的確な補強をしたフロントは正解。
上位候補。
注目選手はチームの顔となるだろう藤澤。

鳥取

未だ迷走中といったイメージ。
昨年かなり良いパフォーマンスを見せた河合は長野に移籍し、沼も京都に帰った。
主力が移籍や引退とそれなりに流出したが、彼らが抜けた穴を埋める選手を獲得したかというと、あまりうまくいかなかったように見受ける。
しかし、鳥取にとっては象徴的な選手だったフェルナンジーニョが復帰したことは好材料。
ブラジルの名門から若いブラジル人を2人連れてきたが、彼らが前線で奮闘できるかどうかで順位がきまりそう。
全体的には経営の健全化を優先しているイメージ。
昨年最下位のチームをいかに成長させて順位を上げられるか。
注目選手はフェルとガブリエルとレオナルドのブラジルトリオ

琉球
J2ライセンス持ちだったが、かなり多くの主力を引き抜かれた。
金監督残留だっただけに残念。
特に、ここ数年の琉球の要となっていた田辺と藤澤の移籍退団はチームの骨格だっただけに大ダメージ。
琉球にとってはレジェンド級の選手だった田中恵太も水戸へレンタルバック。

名倉も長崎へ個人昇格してしまった。
藤枝から枝本を獲得してなんとか立て直しを図りたいが、プラスマイナスで言えばプラスとは言えない状況だ。
ただ、大卒選手がなかなか良さそうなので、そこまでの大崩はないと思うが。
注目選手は北朝鮮U-23代表のキムソンスンと枝本。


アンダー22のチーム

ざくっと見た感じの印象です。
FC東京は常連だったユ・インスがいなくなり、小川・リッピ・品田・平岡あたりが引き続きスタメンになりそうだが、22歳以下の選手も少なく、今年もユースから選手を借りてくるという状態は続きそう。

今年も試合によって戦力差があるという理不尽な状況がおきそう
去年は小川がいる試合といない試合では勝敗にかなり影響していたので、不公平はないようにお願いしたい。
G大阪は中原・呉屋・嫁坂等、若手の選手が移籍退団するケースが目立った。
芝本・森勇人などの昨年主力だったメンバーに加えて、高卒ルーキー組という構成になるか。
C大阪は、温井・坂本・岸本が移籍退団。
U22にメンバー入りしそうな選手も4~5人ほど獲得しているので、入れ替わりはありそう。
あと、今年はワールドカップイヤーなので、J1中断期間には反則メンバーが出場しそうですね。

全体的に良い補強が目立った今季
非常に厳しいリーグになりそうだ。

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